介護初任者研修講座を終えて(その2)

障害者やお年寄りといった弱者にも人として尊厳のある生活をする権利がある、といった法に関する内容は介護の仕事だけでなく自分の生活の中での心構えとしてとても勉強になりました。

実技でのトイレ介助や車いすへの移乗はみなで悪戦苦闘しました。自立支援や利用者本位、尊厳の保持など介護の基本的な姿勢をふまえて根拠のある介護を学びました。実習ではグループホームと特養の施設にお世話になり、実際に働いていらっしゃる職員の方のお話しも伺うことができました。介護の現場は特に人手が不足していますが、目には見えない心にも配慮され、利用者さんが沢山いる場合でも効率よく仕事を回していらっしゃいました。

また、この講座に通うために朝のラッシュの時間帯に恵庭から札幌まで電車や地下鉄を乗り継いだ経験も社会勉強になりました。

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