福祉車両について
気温の高い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。こまめに水分を取り、熱中症に気を付けて過ごして下さいね。
さて、今回はテイクワンに昨年末に導入された車椅子を乗せられる福祉車両について、スタジオの戸叶さんの説明を聞くことが出来ました。皆さんにも知っていただけるといいなと思います。
車両はエブリーワゴンという名前の軽自動車で、車椅子を使用している方がそのまま乗り降りできる車両となっています。
車の後ろの扉を開けると、車椅子が一台分乗せられるスペースが空いています。
スロープを引き出すことで、乗降がスムーズになりますね。
車椅子を使う方の体格は様々で、スタッフは押したり、引いたりする力が必要にもなります。
黒いフックを車椅子の前輪側へ、後輪側には赤いベルトが付いたフックを取りつけ、車椅子を固定します。
フックを取り付けた後、上下と書かれたボタンを押すことで乗り降りが安全に出来るようになります。
※リモコンは車のエンジンがかかっている時のみ操作が可能になります。
更にシートベルトをお腹側、胸の二カ所で止めて乗車完了です。
乗降時は使用する場所が必ず広々としているとは限らないので、車後方のハザードランプを点灯したり、安全のため車二台分のスペースを確保できるようにコーンを置いています。
この車両が導入されたのは今年の年末年始とのことでした。最初はスタッフさん同士で使い方や操作を覚え、実際に練習をしたと伺いました。利用する方のためにも、より安全に使用できるようにしています。
取材に応じて下さいましたスタジオの戸叶さん、忙しい中お時間を作って下さりありがとうございました。とても貴重な体験ができました。
今回は波月が担当しました。
協力 戸叶さん