私の災害体験

こんにちは。9月は台風と大地震が続けておそい大変でしたね。私の家は木が倒れて道がふさがり、電気も水道も使えず、電波も届かず、回復するのも道内でいちばん最後でした。

私は難病と麻痺で体が不自由、こどもは発達障害。避難所になると聞いていた小学校は、スロープも手すりも車椅子トイレも無いので、長時間過ごすのは無理です。おまけに、こどもは慣れない場所や緊迫した状況が苦手で混乱するため、慣れた自宅で頑張る以外の方法を考えられませんでした。

私が不安をかくして「大丈夫」「今日は家でキャンプだね」と話して楽しいムードをつくることで、こどもは安心。張り切って私に出来ないキャンプ用品を出して火を焚いて煮炊きする作業をしてくれました。ああ家が無事でよかった!そして電気のない暮らしの備えをしていてよかった!

体が不自由なひとへ特別に助けてくれる活動もありますが、はじめから、だれもが安心して使える施設が避難所に指定されていたら・・・。体は健康でも非常事態に判断や行動が難しい人へ、事前に避難所や救援の方法を見て教えてくれる、行政の『避難訓練』があったら・・・と夢見た体験でした。地震イラスト1IMG_1939
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